急な出費の体験談~私はこうやって乗り越えた!

41歳、女、カードキャッシング

仙台市に住む主人と子供2人の主婦です。

市内のそれほど離れていない所に実家があり母親が1人で住んでいました。
その母がちょっと前ですが、目を悪くし、入院して手術をすることになりました。
そしてその費用を出して欲しいと電話がきました。
本当に急な話でした。
当時パートを始めたばかりで蓄えもなく断りたかったのですが、私しかいないと泣きつかれなんとか工面するしかないなとあきらめました。
本人もまとまったお金はなかったようです。

本当にどうしようかと思いました。
入院、手術でいくらかかるのか全く分かりません。
親にも腹が立ち、なぜ少しでもいざという時のために貯金しておかなかったのか、と問い詰めても「こんなことが起きるとは思わなかった」の一点張りで話になりませんでした。

結局、トータルで50万ほど用立てたでしょうか。
カードで借りました。
キャッシングです。
主人にもいえないので、これしかありません。
すごく気が重くいやだったです。
親のせいで借金しなければならないなんて。
月々2万5千円の返済です。
これがギリギリ、やっとです。
幸い、パートの時間とかも増やすことができ、親からも毎月少し返してもらうことが出来たので、何とか返済できました。

今思うと、やはりこういう場面では自分が借金するべきではないなと思います。
他人になんと言われようが、親の事は親本人が解決するべきだったのではないかと思います。
あのお金があったらなあと今でも思いますし、お金のうらみで(?)親に対する見方が全く変わりました。
それに私も安易にキャッシングしないで、どこかに相談すればよかったのだと思います。
それもとても重要だったと思います。
これからもし、どうにもならない理由とかが出来て、お金を工面しなければならなくなった方には安易に借金をせず、どこか相談するところがあればそこにまず相談するべきだと思います。
またカードでお金を借りるのはものすごく簡単ですが、利子がすごいです。

ちなみに余談なのですが、親は高額医療費の申請を後日出してたらしく、お金はかなり戻ってきたようでしたが、ちゃっかり自分の物にしていました。

19歳女子大学生 学費のためにキャッシング

関東在住の30代の主婦です。

私が急な出費で困ったのは、大学生の頃。

中部地方の私立大学に進学しましたが、父親の事業が上手くいかなくなって生活が苦しく、進学には反対されていました。

そこで仕方なく無理を言って、なるべく自力でやるからと奨学金とアルバイト代、あと月3万の仕送りで学費や生活費をやりくりしていたのですが、途中どうしても学費が足りなくなり、期限に間にあわなそうになりました。

間に合わなければ退学になってしまうので、焦りました。
先輩や知人に相談しましたが、周りも苦学生ばかりであてにできる人もなく、親に言えば無理を言って進学したことを責められるだけなので諦め、アルバイト先で前借りをお願いしてみました。

アルバイト先の喫茶店では、店長や店長のお母様が心配してくれて、2か月分ということで給料の前借りをさせてくれました。

ですが、学生のアルバイト2ヶ月分ではやはり金額も少なくてそれでも学費を全部は工面できません。

結局、持っていたクレジットカードで20万円キャッシングして学費と生活費に充ててしまいました。

なんとかその場は学費を支払い、家賃なども払うことが出来ましたが、その後はキャッシングしたお金の返済に追われ、スナックでアルバイトしたり、日雇いの工場アルバイトに行ったりして、だんだんと通学する時間が減って行きました。

当然、自宅で勉強する時間も取れなくなり、単位を次々落として、留年目前まで行きました。

毎日お金と単位の心配ばかりして、勉強どころではなくなりました。

親にも相談しましたが、ない袖は振れぬというやつで、最終的にどうにもならなくなって、しかも同時期に妹が私立高校に進学することになって、実家からの仕送りが停止。
ついに大学を2年で中退することになってしましました。

大学中退してしまったので、その後は安月給のサービス業で就職。
奨学金の返済額も多く、ずっとキャッシングと奨学金の返済に追われる生活になってしまいました。

結婚前に債務整理をしてクリアになりましたが、本当、絶対ろくなことないので、無理な奨学金を借りたり、キャッシングしたりするのはやめたほうがいいと思います。

29歳男 怖い先輩に金を脅されて、プレステ3を売ってしまった。

こんにちは。
僕は29歳の会社員です。

20歳の時に地元の怖い先輩の彼女に手を出してしまい、それがバレて逃げ回って隠れていたのですが、ついに先輩に捕まってしまい、これでもかというほどにヤキをいれられた後、1週間以内に10万を用意しなくては、お前の家族もろとも山に埋めると脅された時の話しをさせてください。

ズタボロになった身体をひきずりながら家に帰っている途中、どうやって金を用意すればいいのか頭を悩ませていました。
当時、僕はニートで働いていなかったので貯金もなく、僕の家も母子家庭で借りる事もできません。

いっそのことばっくれて地元をしばらく離れようかとも考えましたが、あの先輩は何をするかわからないような人なので、関係のない僕の家族がとばっちりを受ける可能性があり、その考えはすぐにやめました。

とにかく、何か金目のものを売ることにしました。
自分の物で売れそうなものを片っ端から集めていきました。

プレステ3、ゲームソフトが何本か、それくらいしか売れそうな物はありませんでした。
とにかくそれらをまとめて、近くの買取をやっているゲーム販売店に持っていく事にしました。

プレステ3を箱にしまっている間、この後におよんで、惜しい気がしてきて、同時にこんなにも経済力のない自分に腹が立ってきて涙がでてきました。
その時に、もうこんな悔しくて情けない事は一生しないと心に誓いました。
そして、この一件が落ち着いたら、必ずまた、プレステ3を手にいれようと思いました。

結局すべて売ってしまうと6万5千円になりました。
それでも足りない分は日雇いのアルバイトをしてまかなう事ができ、無事に10万円を用意する事ができました。

先輩に10万円を渡して、事なきを得たはずなのに、どうもスッキリせず、もやもやとした気持ちは残ったままでした。

もうその先輩には会っていません。
会いたくもありません。

それ以降から、僕はトラブルになりそうな事は極力しないように、堅実に生きています。

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