急な出費の体験談~私はこうやって乗り越えた!

33歳男性 結婚資金が予想よりも多額だったとき

小さな頃から祖父母と同居していたこともあり、お小遣いをもらう機会がまわりの友達と比べて多かったように思います。
小さな手伝いをしたらいくらというように金額を決められており、自ら進んで手伝いをしていたこともありお小遣いもそれなりにもらっていた幼少期でした。

小・中・高校生になると事あるごとにお祝いをもらう機会もあり、金額も多かったように思います。
しかし、もらった時は特に何も欲しいものがなかったので全て貯金。
そうした状態が続いていたことで、いつの間にかある程度の額は自然と貯まっていたという印象です。
また、高校生になるとバイトもしていたのでお給料も定期的に得ており、それも貯金に回していました。

大学生になると、友達付き合いも回収や外食頻度も極端に増えましたが、以前溜めていた貯金は崩さずに、そのときのバイト代を当てていました。

今までの人生で最もお金を要したときを思い出してみると、やはり自分の結婚式のときでした。

数十万単位で費用がかかり、見積もりをみて驚く金額でしたが、一生に一度のことだと思いしたい金額のことはあまり気にせずにしていました。

しかし、就職してすぐに結婚したこともあり全てを合わせて数百万を超える請求はさすがに今までの貯金でも賄いきれなかったため、昔から掛けていた生命保険を解約し、解約返戻金を結婚費用に回すことにしました。

もともと、大学進学時や結婚などの大きなお金が必要になる際に使う目的で加入していたこともあり、十分足しに出来る金額を現金化することができました。

預貯金だけで貯めようと思うと今の時代はなかなか増やすことも難しくなってきていますが、しばらく使わないお金であれば別の資産に置き換え、必要になった際に現金化することで増やしていくことをこの時に実感しました。

急なお金が必要になる場面は長い人生の中で必ず出てくるので、その時に備えて自分に合った方法で準備していく必要があることを常に感じるようになりました。

24歳女 冠婚葬祭が重なり母親に10万借りた

私は現在、50代の女性です。
私が急な出費をどう工面したかの体験は、24歳の時でした。
その時、とても困ったのは、なんと言っても冠婚総裁が重なったことです。
こんなことがあるのかと思うほど、一気に重なったのでした。

特ににひどいと思ったのは、結婚式です。
結婚式では出費がひどいのです。
葬式の場合は、そんなに出費が多くなることがありません。
しかし結婚式の場合は違うのです。

まず違うのは、装いを気張る必要があるということです。
髪の毛のセットをすることが必要だったり、洋服や着物の着付けなどでまた多くの出費があります。
そのことからどうしようと結婚式の招待状を受け取った時に、やめてしまおうと断ろうと思ったことが何度もありました。
しかしやっぱりおめでたいことだし、人生においてそんなに出席する機会がないので、そのことを重要視することにしたのです。
それは後から考えても、出席をして良かったと思っています。

しかし困るのは、その必要なお金です。
どうしても、10万ぐらい足りないんですね。
県外で結婚式をする人が多く、その結果、移動をすることも必要となったりして足りないのは確実でした。

そこで考えたのは、母親に頼ることです。
父親は、自分で対処をするようにとちょっと厳しいところがあるんですね、そのため、こっそり母親にお願いをすることにしました。
やっぱり頼りになるのは親なんです。

そこで10万円を借りることにしました。
借りてそのままになっていたところ、返さなくてもいいと言われたので甘えることにして返さずにすんでいます。
もしも別のところに借りる場合は、そんなことは許されないのです。

そのことを思うと、本当に身内はありがたい存在であると思っています。
その後も、一人ぐらしをして時々、ピンチになることがありそんな時には借りることにしていました。

その時は、ボーナスの時にしっかり返すことにしています。
今は、そのことをとてもありがたかったなと思い出しています。

64歳女 500円玉貯金から晴れ着を作ったよ

私は、64歳です。
主人を癌で7年前に亡くしました。
癌と宣告されて、たっの50日で、天国に逝ってしまいました。
それまでは主人が公務員であったので、2人で生活するには、贅沢なことを言わなければ、お金の心配などありませんでした。
現在は、遺族年金とコンビニのパートを週3日やって何とか生活しています。

私には、2人の娘がいます。
2人とも結婚していて孫が4人います。
東京に住んでいるのでちょっと寂しいですが、毎日送ってくれる孫の写メを見ては癒されています。

一番上の孫が今年の11月に七五三のお祝いをします。
7歳になるので、私の娘が来ていた七五三の晴れ着を着せたいと思いましたが、出してみると、少し汚れていました。
裏地にもシミができていました。
今年の3月に呉服屋さんに着物を見てもらい、相談をしました。
そう絞りの着物だったので、迷いましたが、洗い張りをして、裏地は変えて仕立て直してもらうことにしました。
でも、思いもかけずの急な出費です。
7万円かかるのです。
普段のせいかつはぎりぎりなので、生活費から支払うことはとても無理です。
孫の4人の内3人は女の子なので、この着物は3回は来てくれると思うとやはり、何とか工面したいと思いました。

私は普段、大きな貯金はなかなかできませんが、500円玉貯金というのをしています。
財布の中に500円玉があれば、それを貯金s箱に入れるのです。
最近はクレジットカードで買い物をしたり、楽天ペイで買い物をしたりと電子マネーを使うようにしているため、中々現金での買い物が少なくなりました。
そのために、500円玉が貯まるのはとても少なくなりましたが、それでも、今までの積み重ねがあります。
500円玉が30000円に貯まると郵便局にもっていって、定期貯金にしていました。

この定期貯金を崩して、支払うことにしました。
8月の末に着物が出来上がってきました。
500円玉貯金を崩して支払いましたが、とても素敵な着物に仕上がってきました。
急に、11月の七五三が楽しみになりました。

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